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偏見と主観をまぶした異文化紹介ブログ
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 先週新人研修で4日間千葉へ行ってきました
思い出したくない。ああ、あれは、地獄かな
本当に、全く言い過ぎではないこの言葉がぴったりの、我が「成長」を呪い続ける4日間でした
彼らは僕に物凄い勢いで社会化と均質化を強制しました
僕はそれに手も足も出すことが出来ず、只管もがき苦しむのみ


昨日は会社の友達や先輩たちと花見に行ってきました
そうしたら、なんだか物凄く気持ち良く酔っぱらう事が出来て、昨日はとても良かった
みんな、会社を一歩出れば僕と変わらない普通の人間でした

でもそれは暗い深海で一抹の気泡に生の空気を与えられたようなもので、僕はまた今朝から呪詛を始めてしまい

ああ、畜生

大学の時には茫洋だった世界が、凄い勢いで収縮していきます
みんなよく耐えられると思う
ああ、なにも考えてないからなのかな
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 大学を出ました

大学生活、すごく良かった
学生という正当化のもと、長大な時間を惰性に塗れる事が出来ました

何より、沢山音楽が聴けて、ギターを弾いて、本を読んで、好きな事を好きなだけ出来た事が、本当に今の僕の全てだ

バンドも、出来ました
前にも書いたような気がするけど、昔の僕に自慢したいよ
東京で、バンドを頑張っとるということを

頑張る、という言葉を僕はあんまり好きではないんだけど、だっておかしいじゃないか、好きな事を勝手にやっているのに、それに対して頑張るなんて言葉を使うのは
頑張るという言葉には、解釈の差もあるけど、少なからず「耐え忍ぶ」という色があるように思うから

それでも、僕は僕が好きな事を全力でやろうとする時、そこには「頑張る」という言葉が一番当てはまるような気がする
僕は頑張って本を読んで、頑張って音楽を聴いて、頑張ってバンドをやっている
それが、僕の東京での4年間でした


大学に入りたての頃、バンドがやりたくてやりたくて、でも人前でギターなんか弾いた事無いし弾けないから、取り敢えずギターを持って鏡の前に立ってみると、そこにはとてもギターの似合わない、本当にかっこ悪い男がいました

僕はそれから、狭いアパートの一室で何故か弾けもしないギターを肩に掛けて、映像を見ながらひたすら風車弾きとポールウェラーの物真似の練習をしました

思い出すと笑っちゃうんだけど、今は少しだけ、昔の自分に拍手を送りたい



 伊豆へ行ってきました

家賃が浮いたその泡銭で、五日間の旅
学生生活の墓標として、この旅、題して『川端康成の幻と行く伊豆の踊り子ツアー』

修善寺に二泊して、バスと徒歩で天城峠を越えまして、下田に二泊

旅行中、本当に何度も、どうか終わらないでくれ、と心から願いました
素泊まり、飯はパンとかカップラーメンばっかり食べたこじんまりとした旅行でしたが、僕には五つ星ホテル連泊で行く憧れのイギリス旅行でした

仲のいい友達に貰った友部正人のライブ音源をずっと聴きながら

やっぱり湯川橋に踊り子はいなかったし、天城峠は現代人の足で歩いて踏破出来るような代物じゃなかったし、文学になるような出会いなんか勿論無いし、飯食って、寝て、を東京にいた時のように繰り返すだけの五日間

価値観の枷が外れる事も無く、愚かな人の言うような「出会いを大切にしたい」なんて思うようなことも毛頭なく、枕を変える事にお金を使うだけの旅行だったけど、今はこの旅行の思い出だけで刑務所に入っても死ぬまで楽しめそうだ

下田の白浜近くに宿をとって、夜中波の音を聞きながら真っ暗な床に臥していると、波の音が止んだら面白いのになあと本気で考え始めてしまって、僕は真っ赤な目を開いて途切れる訳のない波の音の途切れるのを只管待っていた

軽井沢と並んでまた行きたい所の一つになりました、伊豆
また、いつか行こう

本日は岡山からお送りいたします

鬱病というものについて



僕は鬱病じゃないし、無論鬱病の人間の気持ちは分かりません
さぞかし辛いのだろうと思っています(皮肉では無しに)
僕の周りにも少なからずそんな人がいますし、人がどう思っていようが僕には関係のない事ですし、そこは好きにすればいいと思います
その人たちに対して異を唱えるつもりでは全くないのですが
しかし、世の中には、なんと精神病を騙る人が多い事か

精神病とは自己正当化の手段と言えるのではないか、そんな印象さえ受けます

病院に駆け込んでご大層な病名を頂いて、それを両足にして立つのも悪い事ではないんでしょうが、僕は好きではありません
そんな人に限って、他人に「私精神病なの」と言いたがるような気もします
ここは僕の持論ですが、本当に精神を患っているような類いの人は、そんなこと他人に言わないと思います
精神病の人を殺人犯だとすると、精神病騙りは万引きでTVゲームを盗んだ中学生くらいのものでしょうか


大体、人間の感情の本質は、絶対に悲哀です
悲しくない人間なぞいません
ただ、そんな人はいろんな物(正当化は勿論、金銭や社会的地位や娯楽)で壁を築いて悲しみから目を背けようとしているだけです
てことで、悲しいと思っているあなた、あなたは残念ながら普通の人間です

と言っても厳密に精神病と騙りを区別する術なぞ無く、全ては自己申告制なので騙りのあなたも正しいのですが、本当に悲しいのならば酒や麻薬に溺れるか、自伝でも書いて自殺すれば形式的にも全てOKです、万歳

ここらで止めにします

万感の嫉妬からこんなこと書きましたが、僕は、精神病の人間は格好良いと思います
ジョーイラモーンとか、ね
もうホント素敵
僕はいいと思う

苛烈な極的感情は、全て等価なのだと言うのが僕の持論です
めっちゃ楽しいのも、めっちゃ悲しいのも、一緒

寧ろ、感情なんて物は本質的な悲しみの上辺を形作る二次的要素ではないのかと

精神病の方、圧倒的に悲しいのならば、その悲しさで僕を楽しませてください
悲しみを知っているという素敵な才能を持っているのだから





 井の頭公園を歩くと、池の畔にある梅林の梅に花が咲いていました
そして咲いた花のその下にはふきのとうが人知れず小さな緑色の芽を出していました

世を倦める
我が身埋めたし
梅の花
(無関係です)


仲の良い友達が結婚する事になりました
そいつは高校一年生の最初の席で、ぼくの一つ後ろに座っていた男でした
頭の良い人間で、(これは僕の籍を置く大学にいる数多の受験勉強マニアとは違う)とても優しい男でした

心から、おめでとうと言いたい
本当に心から言いたい

僕は学生を終えるにあたって、大学よりも高校での事を思い出します
そしてそれはいつも真夏の暑い日で、夜の百間川
そこは、熱に塗れていました
みんな変わってなかったらいい


今日、ヤフオクでずっと見守っていたアコギが出品期限を終えました
僕はバイト中に何度も携帯で値段を見て、「安いなー。欲しいなー」と思っていました
でも僕はカードを作れない身なので入札なんて出来ません
指をくわえているというもどかしい状況が続く中で
最後にふと最高額入札者を見たら、どうやらそれは一緒にバンドをやっているベースの男でした

急いで電話した結果、そのギターはベースのやつが落札してくれて、僕が買い受けることになりました
なんて偶然でしょうか
嬉しくて嬉しくて、仕方がありませんでした
グレコの70年代のやつで、J−200のコピーモデル

バンドで使いたい
あと春が来たら、吉祥寺ででも路上でやりたいなと思います
名前も決めないとね


明日の夜の夜行バスで、僕は岡山に帰ります
最後の故郷だ、サヨウナラ







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