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偏見と主観をまぶした異文化紹介ブログ
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こんばんは

今日はなんも紹介しませぬ

最近ちょっと飽きてしまって
何事も継続は難しいね

さてさて、僕は今花も恥らう22歳、就職活動真っ盛りです

大学の就職活動というのは、愚かにも三年生から始まります
太くてだっさいスーツを買って、髪を切って、心にも無いことをくっちゃべりに企業へ向かうわけです

嘗て学問の王国であった大学は、今は就職予備校へと華麗に転身を遂げ、それならいっそ「大学」なんて大それた名前を変えて「訓練校」とかにしたほうが良い

あ、もちろん訓練内容はボランティアしました、とか、留学行きました、とか、雑誌作りました、て企業の面接で言う為の内容です、テニスやアルバイトももちろんOKです

誤解を恐れずに言うと、我々こども(まだ社会を知らないのでこどもと言った)は大人になったら負けなのだ

輝く価値観や火のような排他性は色褪せ、処世術取得に溺れていく
悲しいことだと思う、これが大人が経験論から我が物顔で語る「成長」だ

確かに大人になったらなったで、最高に楽しいと思う
今より確実にたくさん酒飲んで、キャバクラ散々行って、うまいご飯食べて、良い服を着る
帰りはもちろんタクシーだ
結婚だってしよう
マイホームも持つ

でもよく考えてみよう
今現在、果たしてそんなものが本気で欲しいと思っているのかどうか

僕は何にも欲しくない
少なくとも今は全く

僕らは社会によっていろんなものを欲しがらされる

社会に出ると、社会や家族や世間一般のアタリマエが共謀して、僕らは輝かしい未来に突き落とされる
成功の道に、出世や金儲けやマイホーム、幸せな結婚への道に、知らず知らずのうちに突き落とされるんだ

僕は強くそう信じる
少なくとも、今は


今日は新宿ゴールデン街で飲みました
こんなこと書いてはみたけど、サラリーマンとなって、あんな素敵な飲み屋街で酒を飲みながら一生を終えるのも決して悪くはないと思うよ、少なくとも今は






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 Neil Young&Crazy Horse/Everybody Knows This Is Nowhere

こんばんは
Neil Youngのセカンド、1969年、が今日の1枚です

これもよく聴いたアルバム
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドとか、羊をめぐる冒険とか、村上春樹を色々読んでたときによく聴いていたので、そのイメージに塗れてる


現在、とはなんでしょうか

僕が今見ているものは、現在
しかし、それ以外のものは全部過去であろうと思います

僕には仲の良い友達が岡山にも東京にもいます
友達も、僕のなかでは全員過去
好きな音楽も、本も、映画も、全部過去
故郷も、家族も、全部

友達と会う行為は、現在でしょう
しかし友達自体は、僕のなかでは過去のもの

音楽も、レコードをかけて、聴くという行為は現在
でも流れてくる音は何十年も前のもの

あらゆる事象の中で、行為の中にしか現在は存在しません
少なくとも僕の中には

その上、僕は、思い出とか、そんな重いものを腰にぶら下げて、よく足を取られて転ぶわけです

思い出は、だんだんと重くなります
彼らは歳をとるにつれて増えていく
おまけに美化というオプションまで付いてきます
身の回りで肥大する過去に、身動きが取れません

過去に助けられていることは事実
救い、とでもいうんでしょうか
救いがあります、音楽、書籍、思い出、想像の中の家族や友人、過去の全てには

しかし時に、酷くいたたまれない


過去に依って立っている、しかし僕はきっと最後には過去に殺される













こんばんは
今日はXTCの1978年のデビューアルバム「White Music」を

いやーかっこいいですね
ビートルズが大好きらしいです
だからWhite Music

ほんと、初期衝動とポップの絡み合い

うーんかっこいい
かっこいいー
なんてかっこいいんだ

個人的には、読書に良く合うアルバムだと思います
本を読むのが好きな人は、読みながら音楽を聴く人、聴かずに静かに読みたい人、色々いると思うけど

僕は割と激しめのアルバムをチョイスして、どっかの喫茶店に入って聴きながら読むことが多いです
Neil Youngとかも読書にはもってこいなんですが


こういう激しいアルバムを聴きながら本を読む
書籍に集中しすぎて音楽の好きな箇所が聴き取れなかったら、ちょっと曲を戻したりする
曲に集中しすぎて本の内容を捉えれなかったらぱらぱらとページを戻す
普段よりゆっくりと、双方が楽しめます

熱いコーヒーでも飲みながら、こんなの、どうでしょうか
僕は結構気に入ってます
事後的に気に入っただけですが
というか集中できてないだけかもしれないですが

とにかく、ディスイズポップ!








今日はこんにちは

Bob Dylanの3rdアルバム(1964年)
邦題「時代は変わる」

聴いて損はない名盤です


Bob Dylanは旅人です


アメリカという地は旅が良く似合う

黒人のミュージシャンたちが仕事を求めて南部から北部に旅した1900年代前半、ビートニク、ヒッピーの放浪
、そして現代でも


アコースティックギターを一つだけ提げてバスに乗るBob Dylanを、僕はよく想像しています
荒涼としたアメリカの大地は、渦巻く熱情の最高の受け皿だ



しかし、一口に旅人といっても色々あると思います

ただ文字通り旅が好きな人
風来坊気質な人
はたまた哲学的思索の旅に出る人
変わってしまうことを恐れぬ人


とにかく、旅人、とは素敵な人だと思う
みなさん各自の理想の旅人を目指してください


ただ僕が胡散臭いと思うのは、世界を見て回ることをアイデンティティとする人
世界を知ればあんたは素敵な人間になった気でいるのか
今住む狭い部屋の中で解決できない問題が、海を渡れば解決できるとでも思っているのか

個人の価値観の問題だけど、僕は一度の何十万もかけた海外放浪に足るだけの本や、レコードや、映画を知っている

決して放浪自体を非難しているわけではない
ただ、「英語が喋れるようになりたいから、取り敢えず海外放浪しとこう、見栄えもいいし」
というような愚にも付かない理由で無駄な行為に身を窶すよりは、もう少し行為の動機を考えてからやれば良いのに、と思うだけです

スラムダンクで安西先生の昔の教え子谷沢が言っていた
「アメリカの空気を吸えば僕は高く飛べると思っていたのかな」

これに尽きます


日本の狭い部屋だって、気の持ちようではすごいと思うよ

人よ、旅人であれ





そんな旅人Bob Dylan、聴いてください






ミステルズ/ミステルズ

今日は日本のバンド
関西のかっこいいパブロックバンド、ミステルズ


うらびれた下町の哀愁、きったない安飲み屋で嗜むビンビール、安い焼酎
おやじが一人でやっている喫茶店、街角のぼろい銭湯
深夜に飲んだくれて一人ゲロを吐く、路上の側溝に

いつもと変わらぬ日常

相変わらず世界は回って、明日の朝はまた満員電車で仕事


ミステルズは優しいバンドだ

日常は時に無慈悲で、厳しい
時の流れは残酷で、現実は直視に堪えない
明日がやってくるのが怖くてしょうがない経験は、誰だってしたことがあるだろう


そんな毎日を、ビールの泡沫の如く消してくれるバンド


明日もちょっとだけがんばろう

ぜひ聴いてみてください








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